FXの魅力

FX初心者の中には、FXが株式取引などと比べて、どれだけの魅力があるのかが分からないかもしれません。まずFXは小額の資金で取引をすることが出来ます。FXではなんと1万円からという小資金で始めることが出来ます。株式取引ではこうはいかないと思います。FXは外国為替証拠金取引といいますが、取引をおこなう際に、FX取引業者に証拠金を預けます。証拠金の最低金額は取引業者によって異なり、1万円の証拠金で取引をはじめられるところが出てきました。ちなみに現在の主要通貨は円、ドル、ユーロ、ポンド、オーストラリア・ドル、ニュージーランド・ドル、カナダ・ドル、スイス・フランなどになります。FX初心者でも10万円があれば、ほとんどの通貨を取引できますが、株ではそうはいきません。資金面での違いはFXの魅力のひとつとなっています。

24時間取引

FX初心者に限らず、日頃仕事を抱えている人は、取引に時間を費やすことが出来ません。外国為替市場は24時間取引がおこなわれています。これは世界中の通貨を相手にしているからです。サラリーマンや主婦としての仕事や家事、育児に追われて日中に時間をとることができない人でも、空いてる時間や深夜帯でも取引することが可能です。FX取引を仕事から帰ってきて自宅でおこなうとすると、日本時間の夕方以降となるので、ヨーロッパ市場が中心となります。FXでもっともレートが動く時間帯は、日本時間の夕方以降となるそうです。多くの人が夕方以降の時間帯に取引を集中させていることが分かります。FXは指値注文や逆指値注文などの自動注文ができますので、株式取引のようにパソコンの画面に張り付いている必要もありません。なかには1日に数分のみの作業で済ませられることもありますので、仕事中にコソコソと取引状況を確認する必要はありません。FX初心者で、株式取引とで迷っていれば、まずはFXからやってみることをオススメします。ある程度通貨を絞ることができれば、投資にかかる労力も時間も短縮されるので、時間のない人や忙しい人なども可能です。

取引業者の選定

FX初心者がFX取引をおこなう場合には、取引業者を選ばなくてはいけません。取引業者には2つのタイプがあり、各々特徴があります。それは、IB(イントロデューシング・ブローカー)系とPRC(プリンシパル)系という形態となります。IB系の取引業者は海外法人の代理店のような形をとります。日本に比べて海外の取引業者は歴史もあり、基盤がしっかりしているため信頼のある会社が多いようです。また海外の取引業者は手数料が無料のところがほとんどです。IB系の取引業者は、これらの海外の取引業者のシステムを利用出来るように仲介をしてくれています。PRC系の取引業者とは、直接契約する形を取ります。PRC系の取引業者はIB系の取引業者とは違い、システムの管理を取引業者自体がおこなっていますので、コストが高くなります。そのため手数料も高くなる傾向があります。ただ今後コスト面では改善される傾向がありますので今後に期待が出来ます。FX初心者だと、取引業者を選ぶ基準も手数料だけを基準に取引業者を選んでいると危険です。手数料の安さも確かに大切ですが、資金の管理をきちんとしているかを見極め、取引業者を選ぶようにしましょう。